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こんな家は要注意!シロアリの被害を受けやすい建物の特徴
- シロアリ駆除の豆知識
- 2019.03.26
シロアリによる被害は決して侮ることができないものです。ところで、シロアリによる被害は、発生しやすい建物とそうでない建物があることをご存知でしょうか。そこで、シロアリの被害を受けやすい建物の特徴について解説します。
床下に十分なスペースや換気口が無い
シロアリは乾燥に弱い一方で湿気を好む習性があります。つまり、湿気が溜まりやすい床下はシロアリが好んで多く集まる場所でもあるのです。水分を吸収しやすい柱や壁の内部もシロアリが発生しやすいポイントであり、叩くと空洞音がする場合にはすでにシロアリの被害が及んでいると考えられます。
さて、もし建物の構造的に湿気が溜まりやすいとすれば、それだけシロアリに好まれやすい環境であるということになります。そんな建物の特徴として「床下に適度な空間が無い」あるいは「床下に『換気口』が無い」ことが挙げられるのです。床下に適度な空間や換気口が無い場合、風通し悪くなるので湿気が溜まりやすくなります。
建物の周辺に川や池がある
建物の近辺に「川」「池」などがある場合も、シロアリの被害を受けやすいのです。建物の近くに川や池がある場合、その周辺一帯は湿地帯である可能性が高くなります。水分を多く含んだ土地ということになるので、シロアリが好む環境になりやすいのです。
押し入れがカビ臭くなっている
もし、押し入れがカビ臭くなっている場合も、シロアリの被害を受けやすいサインであることを理解しておく必要があります。
押入れは密閉する機会が少ない一方で、内部構造と密接している場所でもあります。そのため、下地にカビが発生してしまうとカビの臭いが押入れの内部に篭ってしまうのです。
カビが発生している場合は、湿度が高いということになりますので、シロアリ被害も十分に考えられるのです。シロアリ被害は臭いを発生させませんが、カビはカビ臭さを発生させますので、その臭いによってシロアリ被害を知る目安として活用することができます。
ふすまや障子の立て付けが悪くなっている
ふすまや障子などの立て付けが悪くなっていることも、シロアリ被害の目安となります。木造の住宅に多く見られるケースであり、格子戸などの状態についても目を光らせる必要があるのです。
建物をボロボロにされる前に業者に駆除・対策を依頼
シロアリによる被害は、放置すればするほど拡大していきます。最終的に倒壊のリスクを高め、建物の資産価値を大きく下げる結果になるのです。そうなる前に、シロアリ駆除業者にシロアリの駆除と、再発防止のための対策をしてもらうことをオススメします。

天田 聡

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