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羽アリが飛来したら「シロアリ駆除」を考えるべき理由とは?
- シロアリ駆除の豆知識
- 2019.03.25
時期になると「羽アリ」が飛来して窓や網戸にビッシリ!考えるだけで不快感が半端ない状況です。しかし、実はそんな不快感以上に警戒しなければならない存在が「シロアリ」です。そこで、羽アリを見かけたらシロアリの存在を意識しなければならない理由について解説します。
こんな特徴には要注意!羽アリにはシロアリが含まれている
羽アリにも種類がありますが、大別すると「基本的に無害な『黒アリ』」と、「建物に悪影響を及ぼす『シロアリ』」に分かれます。もし、飛来した羽アリがシロアリの場合、お住いの建物がシロアリによって甚大な被害を被る可能性があります。
もし、羽アリに以下の特徴が見られる場合、シロアリである可能性を強く疑う必要があります。
・触角が「数珠状」になっている
・体に「くびれ」が無い
・4枚の羽の長さがほとんど変わらない
たかがアリ程度、と考えると大怪我をする
仮に羽アリがシロアリだったとしても、近年ニュースになった「ヒアリ」のように、人体に直接の悪影響を及ぼすことはありません。しかし、間接的であれば人間に対して甚大な悪影響を及ぼす可能性があるのです。
有害なシロアリは、木材を食べます。食べられた木材は再生することはありませんので、食べられた部分はそのまま空洞になります。日本建築は木造住宅が多く、重要部分の木材がシロアリに食べられてしまえば、建物の耐久性は大きく低下することになります。
日本は「地震」「台風」「土砂崩れ」「洪水」などの自然災害が頻繁に起こる土地です。もし、シロアリに木材を食べられてしまった建物であれば、そうした自然災害に見舞われた際に「倒壊」してしまう可能性が高くなります。
2種類のシロアリの群飛時期
日本において、建物に悪影響を及ぼす可能性が高いシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類があります。これらには群飛する時期というものがあり、その時期に羽アリを見かけたらこれらのシロアリである可能性が高いということを警戒する必要があります。
・ヤマトシロアリ:4~5月ごろ
・イエシロアリ:5~6月ごろ
どちらも特に5月前後は警戒する必要性が高い時期となります。羽アリを見かけたら、前述の特徴があるかどうかを確認しておきましょう。
また、できれば数匹捕獲することをオススメします。インターネットで検索すれば、シロアリの画像を検索することができますので、シロアリであるかどうかの判断基準となるのです。また、シロアリ駆除業者に依頼するにあたっても、担当者に捕獲したシロアリを見せれば、その後の施工までがスムーズに進む可能性が高くなります。

天田 聡

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