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シロアリ駆除はどれくらいの頻度でやるべき?適切なスパンを解説
- 2020.04.07
- シロアリの駆除はどれぐらいの期間で行うのが良いだろう?
- 5年で行うのが良いという風に見たけど本当かな?
シロアリの駆除や予防をどれくらいのスパンで行えばいいのか知りたい方もいるかと思います。
そこで今回はシロアリの駆除をどれぐらいの頻度でやるべきか?適切なスパンについての解説をしていきます。
主に下記の観点で見ていきましょう。
- シロアリ駆除を行う適切な頻度
- シロアリの駆除は一回で終わらせるべきではない理由
- シロアリ駆除のスパンについてさらに知っておくべきこと
家をしっかりと守りたい、快適に過ごしていきたいという方はぜひ参考にしていただければと思います。
先に結論を言うと大事なポイントは下記となります。
- シロアリの防除は最長でも5年間
- 予防するなら3年おきにやるのが望ましい
- 市販の駆除剤を使うなら1年おきが良い
具体的にどういうことなのか詳しく見ていきましょう。
目次
【結論】シロアリ駆除はどれくらいの頻度でやるべき?
それでは早速シロアリ駆除はどれぐらいの期間でやるべきなのかについて解説をしていきます。
冒頭でも書いた通り、長くとも5年ごとに行うのがいいですが、ベストはどうなのかについて見ていきます。
シロアリの防除は最長でも5年間
シロアリの防除という観点で見ると最長は5年間です。
それがなぜなのかというとシロアリの駆除で使われる薬剤の有効期間が5年間であるからです。
ただあくまでも薬剤の有効期間が5年間というだけで住宅の環境によってはもっと短い期間になることがあります。
最長で5年間、それよりも短く防除の時間が来てしまうと考えてもらった方が良いと思います。
予防するなら3年おきにやるのが望ましい
上記の通り環境によって異なるので、しっかりとシロアリの予防をしたいという方であれば3年おきにやるのが望ましいです。
シロアリ駆除業者にお願いする場合は基本的に5年間程度で問題ありませんが、シロアリに侵食されると3年くらいで建物がおかしくなり始めてしまいます。そのため、可能であればできるだけ3年ごとに駆除・予防をすることが好ましいです。
市販の駆除剤を使うなら1年おきが良い
シロアリの駆除と予防は業者にお願いすることもあれば個人で行う場合もあるかと思います。
個人でシロアリの市販の駆除剤を使う場合、おすすめな期間としては1年おきに行うことです。
業者にお願いする場合はしっかりとまんべんなく駆除剤を行き渡せてくれますが、個人で行う場合は駆除せず箇所が漏れてしまうということがあります。
市販の駆除剤は大体2年間を最長の持続期間として記載していますが、あくまでも最長期間です。住宅の状況や駆除剤の散布の仕方によっても変わってくるので一年位を目安に行うのがベストと言えます。
シロアリの駆除は1回で終わらせるべきではない
ここまでシロアリ駆除・予防の効果的な頻度について解説をしてきました。
上記を見ていただければわかるとおり、シロアリの駆除や予防は1回済ませてそれで終わりというわけではありません。もちろん一回行えばシロアリの被害のリスクは下がりますが、永久にシロアリが発生しないわけではありません。
住宅をしっかりと守っていくためには定期的な予防、点検をしていくことをおすすめします。体のメンテナンスも一回で終わるわけでなく断続的にやっていく必要があるのと同じように住宅に関してもメンテナンスが必須というわけですね。
シロアリ駆除のスパンについて知っておくべきその他の事
ここまで基本的なシロアリ駆除のスパンについて解説をしてきました。
上記の内容に加えてさらに知っておくべきことを3点紹介していきます。
5年間の保証をつけている業者をつけると良い
シロアリの駆除・予防を行う最長の期間が5年というふうに解説をしました。
シロアリの駆除業者に駆除や予防をお願いする場合、業者によって5年間の保証をつけている業者が多くあります。逆に言うと5年間の保証をついていない業者もいるので、シロアリの駆除をお願いする場合はその5年間の保証があるのかどうかをしっかりと確認しておくことが大事です。
シロアリ駆除業者の選び方は下記の記事でも詳しく解説しているので併せて参考にしてみてください。
築年数が古いとシロアリが出やすくなる
二つ目のポイントとして築年数が長く古くなってくるとシロアリは出やすくなってきます。
ひとつの区切りとしては新築から5年目の瞬間です。新築で家を建てた場合シロアリの予防をしてくれているのが普通ですが、上記で見てきた通り5年でシロアリの予防の効果は切れてしまいます。
なので、しっかりと5年たったら予防や点検をすることが大事です。なお、築25年を超えると20%の家がシロアリの被害に遭うという風に言われています。
しっかりと予防をしなかったことが原因ですが、経年劣化によるひび割れなどから雨水が侵入して木材を腐食させることによってシロアリの発生の原因になってしまいます。シロアリと雨漏りは密接な関係があるので両方ともしっかりと点検しつつ予防をするようにしましょう。
定期的に点検をするのも効果的
ここまで何度も書いている通りではありますが、定期的な点検は出来る限り行った方が良いです。
築年数が長くなってきてもしっかりと点検を行っている家庭はシロアリの被害にあわない、仮に被害にあったとしても最小限で防ぐことができるというのがあります。自分で点検を行うのも良いですが、シロアリの専門業者に依頼すれば定期点検は1万円から2万円くらいで行ってもらうことができます。
単発で見ると高いと思うかもしれませんが、家を長く住みやすくするためには安いと言えますね。信頼のできる評判の良いシロアリの駆除に依頼をして定期的に点検をしてもらうようにしましょう。
まとめ
今回はシロアリ駆除に最適な期間についての解説をしてきました。
要点をまとめると下記の通りとなっています。
- シロアリの防除は最長でも5年間
- しっかりとシロアリを予防するには3年おきにやるのがベスト
- 市販のシロアリ駆除剤を使うなら1年おきに行うほうが良い
- シロアリ駆除業者にお願いする場合は5年間の保証をつけている業者が良い
- 築年数が古くなるとシロアリが発生しやすくなる
- 定期的に点検をすることでシロアリの発生を最大限食い止めることができる
シロアリが発生して知らずに放置してしまうと3年間で家が侵食されてしまって倒壊の危険性まで出てきてしまいます。
日頃からしっかりとシロアリを予防しておくことによって最悪の事態を防ぐことができますし、快適な生活を送ることができます。
シロアリが発生してから駆除するというのも大事ですが、それと合わせて日頃からシロアリが発生しないようにしっかりとメンテナンスを行うようにしましょう。シロアリの駆除や予防・点検を行ってくれる評判が良い業者は下記の記事で解説をしているので参考にしてみてください。